艦砲と装甲(略)

2015年1月公開

※注意 このページは管理人の趣味と妄想が多分に含まれています。データの信頼性についても保障できるものではないのでご注意ください。

あと、艦〇れ等のネタを含むかもしれないので苦手な方はブラウザバック推奨です。

注意書きの時点で現在進行形で黒歴史なページ作っている気がしてきた..


はじめに

サークル部員の趣味のコーナーの1つということで、私管理人Kが好きなテーマについて書き連ねていく。
記念すべき初回に取り上げるのは、第二次大戦期の軍艦について。
海軍について話すなら近現代史研究会っぽい内容かもしれないが、ここでは単純に言ってしまうと「最強の戦艦とは」という話がしたい。
ここまで書いてきて、自分の国語力では「さいきょうのせんかん」を頭が悪く見えないように繕って表現することは不可能だと判断したため、素直にそう言おう。

「最強戦艦議論」・・・とても単純で不毛な問題である。しかしその単純さゆえに、人を引き付ける魅力を持っているのかもしれない。

ちょっとネットや本で調べると

~「やっぱ大和が最強だろ」~「いやレーダー射撃の精度で」~「ナチスドイツの科学力は(ry」
「竣工時装備ならヴァンガードだって......」
「最終時アイオワなら全部トマホークで一撃」
などおなじみの議論がされていたり、当時の戦術や技術等から深く考察している所もある。

こういった議論の中でよく比較されるのが、戦艦の持つ矛と盾、主砲と装甲についてだろう。
もちろんそれだけで戦艦の強さが決まるわけがなく、もっとシビアなことを言うと兵器の強さは使用される環境によるとしか、という結論になってしまう。
それでは夢がないので、このページではあえて各国戦艦の矛と盾のみに注目することで、ある程度の格付けを試みてみたいと思う

この主砲と装甲についてだが、最強議論とか関係なしに戦艦について調べていても

「アイオワの主砲貫通力ヤバくね?  ネルソンは別の意味ヤバいけど」
「フッドとアイオワってたいして舷側装甲の厚さ変わらないんじゃないの」
「(大和を除く)日本戦艦って舷側装甲薄いけどこれってどうなの」

「厚さはともかく、装甲の質ってどれくらい影響するの」

などスペックを見るだけでも疑問は出てくるもので、それが実戦でどう影響するのかは戦艦について考える上で必要な要素だと言えるだろう。
    
もちろんこれらの疑問の絶対的な答えとはならないかもしれないが、戦後各国で行われた試験のデータ等からつくられたプログラムを使い、
各艦の主砲の装甲貫通力とそれに対する防御力についてまとめて行きたい。
(長々と書きましたがつまりただのNAaBまとめです。期待した人はごめんなさい。またデータの掲載等に問題がある場合は削除します)

 

・まとめると
このページはタイトルの通り、第二次大戦期の戦艦について、その装甲が自艦もしくは想定する敵艦の主砲に
どこまでの距離での直撃に耐えられるのか、
(いわゆる安全距離)という一面から、最強戦艦を決めようという不毛なページです。
ゲーム的と言いますか、所詮はスペック上の数字遊びに過ぎないもので、真面目な内容を期待してページを開いた人には申し訳ないですが、期待外れな内容しかありません。
それでも戦艦に興味がある人にとって意外な発見等あれば幸いです。
最近は装甲配置の変遷により重点を置いて更新中。

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注意書きおわり 比較のページへ 

・・・と言いたい所ですが、まだ説明しきれていないので、足のページの前半も読んでいただければ。


第一回  ビッグセブン編  2015年1月作成 更新:

第二回  新戦艦編 前後編  2015年1月作成 更新:

おまけ  中戦・大巡編 2015年2月作成 更新:

おまけ2  日本戦艦編   2015年7月作成 更新:5月12日 金剛型の艦首尾防御について加筆 

おまけ3  英国戦艦編 2015年8月作成 更新:

おまけ4  米国戦艦編  2015年9月作成 更新:

おまけ5  ドイツ戦艦編 2015年10月作成 更新:

おまけ6  イタリア・フランス戦艦編 2015年11月作成:12月1日 フェルディナンド・カッショーネの18インチ砲艦案の表訂正、解説改稿完了。以前の解説は近日中に削除。

おまけ7  ロシア・ソ連戦艦編 2015年11月作成 更新:4月20日 21号計画戦艦の解説全面改稿と表訂正。冒頭のモニターの解説若干加筆 

おまけ終  その他各国戦艦編 2015年11月作成 更新:3月20日 オランダ海防戦艦の解説を改稿、またそれ以前の砲塔艦の解説も加筆 

おまけ?  各国軽巡・重巡編 前後編 2019年5月作成 更新:4月12日 オランダ巡洋艦の表再計算、解説改稿 ←NEW

足のページ  2015年7月作成 更新:

装甲配置に関するメモ  2016年7月作成 更新:

装甲材質などの話 2018年7月作成 更新:2月3日 日本の初期国産KC鋼について追加、VC鋼一部加筆  

戦艦砲弾や「貫通」の話   2019年9月作成 更新:

海軍関連(人物・企業・艦名など)の備忘録  2018年2月作成 更新:

用語集  2022年6月作成 更新:

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2021年の振り返り 2022/1/16
ここまで手を付けられないと、一年の総括や新年の目標とかを書くのはもはや恥でしか・・・前半は調子良かったんだが。
正直今年も目標をまともに達成できるかと言うと、厳しい物があると言わざるを得ない。(それでも変な時にダラダラと進めてる気もするが)

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雑記
 


3/14
オランダ海軍で手に余るお宝を見つけると同時にこれまでの間違いも大量に見つかるという。

2024/1/14
R.I.P.

11/4
「君らも好きにしろ」の偉大さよ。威力欲しいならさくら弾でも欲しい所だが単座機では無理か

7/20
伊雑誌の例の35~40ノット18インチ砲艦についてようやく本文を読んだが、正体を端的に言えば筆者の提案する機関の二段重ね配置を採用した場合、想定される最大戦艦(スペックはサーストンがブラッセイ年鑑に寄稿したものに類似)からどれだけ小型化が出来るか示す為に作成されたようだ。

つまり機関配置の話がメインであり、ついでに言えば防御面は水雷防御以外そこまで深く考えた物ではないとの事。
という事で伊仏戦艦編の該当する解説もいずれ改稿予定。(12/1改稿完了)

4/23
10年。確かに自分がこのページを書く事もなかった。(怪文書を生み出したという意味で悪影響の例かもだが)

3/5
ロシアで非浸炭表面硬化装甲が二種類も! しかし表はどうすべきか・・・。

2/24
大和よりアイオワ(サウスダコタ)の水中弾防御の方が上?
共に主装甲帯から艦底まで水中弾防御用の下部装甲を伸ばす両者だが、その最厚部である上端の厚さは大和が200mmもしくは270mmなのに対して、アイオワの方が307mmとより厚い。
この点からアイオワの方が上と勘違いする人もいるかもしれないが、数字だけでなく配置を見ると実際はまったく違う事が分かる。

基本的にはアイオワの方が主装甲帯の範囲が狭く(装甲の縦方向の大きさは大和5.9mに対してアイオワ3.2m。傾斜角を加味した実際の高さは5.54mと3.05m)、水線付近の位置になった下部防御の上部を厚くする必要があっただけである。
(また内装式で外板と装甲の間に空間があるアイオワは、水線上の外板を抜いた普通の命中弾でも、艦内を進む際に落ちて水線下の範囲に達する可能性がより高い点も)
なので大和型の下部装甲上端に相当する深さでは、アイオワの装甲も最厚部307mmから相応に薄くなっている。

その具体的な厚さも調査するとして、主装甲帯の水線下の範囲(深さ)を図面から計測すると、大和が2.3m台に対してアイオワは40~50cm程。つまり1.9m程度深い位置での厚さが大和の200/270mm部分に相当する。

ここでは資料の関係でアイオワではなくサウスダコタの下部装甲の厚さの変化を示した図(Morss 2006)を用いる。アイオワの方が若干長い(深い)のと下部が厚いのだが他は大差ない。(なお図を見るとこの部分は4段階に分けてテーパー率を変える非常に複雑な物である事がわかる)
傾斜角に沿った長さに直すと2m強(80インチ)なので、それを差し引くと該当箇所(赤線の部分)は2回目のテーパー率変更箇所の手前にあたり、厚さは6.4インチ(163mm)強という結果になった。

つまり大和の水中弾防御の最厚部200もしくは270mmに相応する深さを防御するのは、アイオワの場合307mmではなく160mm台の装甲で普通にこっちの方が薄いという事になる。
大和の場合機関部は傾斜が浅くなるが厚さの差を覆す程の物ではなく、またその上部の307mmから163mmの範囲については、大和型では410mmの主装甲帯がある範囲という事になるので、当然大和型が上となる。

一方で下部装甲は大和が艦底までに複数枚を用いたのに対してアイオワはほぼ一枚板であり、主装甲帯とは逆に後者の方が圧倒的にサイズが大きい。
この点から対弾防御とは別に、構造的な部分でアイオワの方が優れると思われる面も実際存在するだろう。

追記、『設計と建造』によると大和の主装甲帯の深さは水線下2.5mでもう少し深いとのこと。なのでもう少し差が出るみたいだ。


2/18
コンクリートをバルジ内に入れて水雷防御にする物は、1918年にイタリアのエドガルド・フェラーティ(カラッチョロ級の設計などの人)が特許取ってるっぽい。ちなみにプリエーゼ円筒は1917年。

2023 2/5
アーカンソーだけで何文字書いてるんだって数年前と同じ気持ちに。致命的な間違いをまた見つけてしまったので改稿しない訳にもいかないが。

8/22
最近読んだ本の結構突っ込んだ内容に関心しつつも、「こういう事を書けるのになぜそんな所で」という感じの間違いがどうしても気になってしまった。
装甲厚のポンド表記を知らずにmmにしたり、揚弾薬機構にはせり上げ式と釣瓶式の2種類しかないみたいな書き方だったり。今思うと新見氏の本はこの2点の記述はちゃんとしていたなあと。
そしてこの怪文書を読んで同じ思いをしている人もいるかと思うと心が痛いので、ポーズだけでも自省せねばと。(そもそも読んでれる人がいればの話だが)


3/16

露インペラトール・ニコライ一世を英13.5インチ砲で撃った場合における各部位の安全距離と被弾面積を合わせて図示した物。(Vinogradov 1999)
補足のページでも書いたように、こういうのが出来れば理想なんだが・・・。

上のは重要区画に達するルートのみだが、出来れば反対舷に達してそこで止まるか船体を突き抜ける場合の面積も含めた方が分かりやすいか。あと横方向の角度が着いた場合も必要だが作業量。

2022 1/16
ところで某公共放送の番組に出ていた神社についてなんとなく調べていたら、奉納された砲弾が。
これ自体は別に珍しい事ではないが、日露期頃と思われる砲弾に混ざって1個だけ被帽弾があるじゃないか。それも風帽を持たずに鈍角の実帽だけが載る、三年帽以前の最初期の形という。

戦後の対日技術報告書では旧式の12インチ砲弾として同じような物の写真が掲載されている他、形式としては最も初期に技術者を派遣して習得したボフォース式、それを元に試作された二重被帽、平賀アーカイブ所蔵資料にあるヴィッカース製20cm砲弾、シュナイダー社製砲弾(金田大佐の略図を信用した場合。その中でもRSCではなくSSC)と言った物に似ているという印象を受けた。
時代の違う物と一緒に奉納された経緯なども気になる所だ。(調べられるかはともかく)

10/28
扶桑伊勢型の装甲配置図で前後弾薬庫横の主装甲帯が8インチ厚になっている等の誤りがある物だが、元々はジェーン年鑑の想像図が引用され続けた結果という事を知る。

10/14
第三次ソロモン沖でサウスダコタのバーベットに命中した霧島の14インチ砲弾は、船体外板ではなく砲塔横ハッチのコーミング(と位置的に微妙だが上甲板)を貫通してから命中したはず。
もし船体外板からバーベットに命中したとするのなら、常識的に考えて上甲板は上側に捲れていただろう。

9/17
意図的に書いてなかった点なのは否定できないが、改稿ではこういう事もちゃんとカバーしていきたい(改稿時に存在自体を忘れかけてたのは内緒だ)

6/16
なぜかデヴァステーションが75年竣工だと勘違いしていた気が(特にそういった記述はしてなかったと思うけど)。
八八艦隊編終わってない中でやってしまったが、まあ色々気分とかで英戦艦編の更新に。少なくとも二次大戦時の近接志向(つまりQE級解説の攻撃面の部分)までは必ず書いておきたい。

5/22
「これらの防御鈑は(中略)本甲鈑はビスマルク級にも・・・」って、また誤解を招く記述が堂々と載っているという。
普通に国内で業界を代表する所がこのレベルで大丈夫なのだろうか。まあ自分が心配しても何になるんだという話だが。

4/28
この5年間にこれぐらい進歩したと言う事で(元の文章もう消したが)、読んでもらえれば。さらに読み辛くなっただけかもしれないが。

4/15
八八艦隊編がまた止まってしまっているが、それ以上に中途半端な事になってるあれをまず何とかしたい。
(それ以前の場所で更新の翌日に資料見つかって訂正する羽目になっているが)

3/25
一か月以上とかネタバレを回避できる気がしない。

3/20
今回更新分みたいな知識のアップデートに対して更新が全く追い付けてないので、また九龍城塞を作ってる感じに。やっぱり全ページ書き直したいがまずは加賀型以降を。

2/15
モンタナ級の操舵配管防御の詳細が分かったりドイッチュラント級(前弩級)で大きな誤りがあったから書きたいんだが、時間が・・・

1/24
1909年にドイツ海軍水中弾実験してるじゃないか。
尤も外板に面した部分で砲弾を炸裂させてるので、水中弾の突入と言うよりは至近弾が艦外水線下で炸裂した時の水雷効果の実験と言うべきか。

2021 1/4
天邪鬼なので今年も目標以外の更新から

12/20
ボラードがショットトラップになるという知見を得る。

それはそうとして一か月が早すぎる。まとめは少なくとも作らねば。

11/21
これであと残るのは八八艦隊のa119~掉尾6艦(軍縮会議中の改装案や英提供案は簡略化予定)だから、今年中に日本戦艦編はなんとかなるか。早い・・・。

9/27
各国砲弾の図がそろったので比べてみると、米英徹甲弾のうち一定サイズ(8インチ以上)の物だけ弾腔の底(底螺の先端)の形状が違う事に気付く。
この場合弾腔断面が椎の実型から楕円形に近くなり、その位置が後部に寄る事になる。採用例からするとポジティブな影響があったと思われるが、具体的な効果はどうなんだろうか。

あと冒頭の図も書き直すのもやるべきか(半徹甲弾はともかく通常弾でこの形はないので。あと被帽や風帽の装着法もちゃんと反映すべきだったと今更)

9/23
大和副砲のコーミングアーマー、他の資料見ると諸々の合計が298tで、副砲単体は166tっぽい・・・

9/17
三年帽16インチの貫通力として現在紹介している数字、B62計画時に試算されたもので後の講演用資料でも確認できるが、改めて逆算するとFMはともかく弾道がおかしかった。(20kmでの落角は当時は21.6度のはずが24度に)
つまり主砲研究会メモにある数字(20kmでの落角21.6度FM1.31で垂直貫通力348mm)が正しかったということに。とりあえず既に改稿済みの長門型解説含め近日修正予定。 

9/3
これでようやく本題に入れる。なおどんなひどい事書いてるのか怖くて読む直しすら進まない模様。 

8/18 
「主装甲帯の上端は中甲板の高さだが船体形状的に~」みたいな表現、本ページでも(昔のひどい解説で)たびたび使っていたが、「主装甲帯の上端が下甲板付近にある艦」と高さを比較しないのならただ周りくどい表現なだけじゃ。
あとレパルス機関部で107mmって、まさかね・・・商業誌でしょ?

8/14
珍しく事前に存在を知ったけれども、主砲6門がどう評されるのか割と気になる所。実戦ではそこまで苦労していたイメージもないが。
英戦艦編軽く読み直すとやっぱり構成が・・・。あと英戦艦の改装は日米と比べると本当に複雑というのは確かに。

8/12
年単位で放置していた誤りをまず一つ修正中(一部完了)。あまりにも恥ずかしいので詳細は懺悔集にて。

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注意その2

このページは近現代史研究会のサークルHPの一部でしたが、内容は一個人である元管理人Kの趣味により構成されており、サークルとはまったく関係はありません。

リンク等はページを公開している以上やるなとは言えませんし、ご自由にどうぞ。ただ自分勝手ですが、下記メールアドレスにその旨をご連絡いただけると幸いです。

nbrenraku2016アットマークyahoo.co.jp 

あとリンク先はこのページ(http://kingenchs.web.fc2.com/sonota/NAaBtest.html)でお願いします。(サークルHP自体にリンクを貼ってくださる場合は別アドレスに連絡お願いします)
また当ページ関する質問や感想も上のアドレスからどうぞ。管理人が胃をキリキリ言わせながら喜びます。

2015年 3月25日 カウンター設置 一年目 2484  二年目 7256  h2810月15日 5000 h2911/10 10000 r2 7/3 20000

 

 

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